えいれん奮闘記

人生は闘いだ!という信念のもとで自分を生きていくための奮闘記録。そのための方法や実施したことを綴っていきます。

【星空コンサート】音楽と宇宙から自分のこころまでみれた!

ご覧いただきありがとうございます。えいれんです。

昨日は夫と娘と3人で、東京都三鷹市で行われた「星空コンサート」に行ってきました。

実は、お友達、というより仲間といったほうがしっくりくる方が出演されていたのです。

結論から言うと、行ってよかった!!

前日まで行くのを迷っていたのですが、思い切って決めてよかったです。

この記事では「星空コンサート」の紹介と感じたことをまとめました。

記事を読み終えると、次回行きたくなりますよ!

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目次

星空コンサートとは

東京三鷹市三鷹市公会堂で行われたコンサートです。

peraichi.com

知ったきっかけ

最初にも書いた通り、仲間からの紹介で知りました。

その仲間というのが、りょうこ先生のモンテッソーリ・ホームスタディーの講座で同期だった、ピアニストの中島 香さん

自分のことを知ってくれている、安心して話せる、大切な仲間です。

そんな彼女からお知らせをいただきました。

コンサートの特徴

「星空コンサート」とあるように、星空と音楽が融合したコンサートなのですが、そのほかにも特徴があったので、ご紹介したいと思います。

0歳から参加OK!

子連れにはとても嬉しいことです。

しかも、開演前に「泣いても静かにするように言うのではなく、頑張ってるね、と声をかけてあげてくださいね。」とのアナウンス。

泣いてもいいですよ、というのは子連れOKのコンサートではよく聞くのですが、このような声かけをしてくださいっていうのは本当に素敵。

泣くことを受け入れてもらえて、すごく安心しますし、何よりとても気持ちがよかったです。

そして、途中で簡単なリズムあそびもあり、娘も楽しそうに参加していました。

小学生の吹奏楽団や新体操が見られる

子どもたちの頑張る姿っていいですよ!

母になってから特に思うのですが、一生懸命さが伝わります。

それも、子ども本人だけでなく、それを見守る親たちの頑張りも。

そして終わった後の晴れ晴れしい笑顔に、こちらまで嬉しくなりました!

ピアノの生演奏も聞ける

これはもちろん中島さんのことです。

なんと、国立音楽大学大学院器楽専攻を首席卒業とのこと!

中島さんのピアノはすごく耳に心地よいんですよね。

そして、ピアノからは中島さんの情熱とやさしさが伝わってきました!

なかなか子連れで本物のピアノを聞かせてあげられる機会もないので、今回娘を連れてこれて良かったです。

宇宙のこと、星座のこと、星のこと、地球のこと等がわかりやすく学べる

今いる場所からどんどん外に飛び出していって、最後はまた戻ってくる

その一連の流れの中で、子どもにわかりやすい言葉で説明してくれます。

寝る前にも冬の星座の話をみたのですが、娘は「これ見た!犬もいたよね!」としっかり覚えていました。

自分の心と向き合うことができる

これは、宇宙や星、地球のことを学ぶ中での声掛けが、自分のこころを見つめるきっかけになるんじゃないかと思います。

それが、意識してではなく、自然な形で入っていけるんです。

自分自身のことをしっかり見つめようとしていたからこそ、ここを感じることができたのかな。

コンサートで感じたこと

中島さんの想い

まず、舞台に立った中島さんを見て感じたことは、子ども向けのコンサートでも、すごく本気で向き合ってくださっているんだな、ということ。

それは、純白のロングドレスに表れていました。

実はこのコンサート、すごく参加費が安いんです。

クラウドファンディングもされていたのですが、「子どもたちに感動の時間を届けたい」とのことで、気軽に多くの方が参加できるように、とのご配慮なんです。

だから、正直、本格的なものではないのかな、なんて思っていたんです。

でも、中島さんの姿を見た瞬間、そんな考えは一瞬で吹き飛び、姿勢を正しました。

たくさん練習したであろうことも、たくさん本気で向き合われてきたであろうことも、一音一音から伝わってきました。

また、選曲も知っているものが多いな、子ども向けのものだからかなぁくらいに思っていたのです。

しかし、子ども向けというだけでなく、「日本人が作曲したもの」を中心に選ばれていたんですね。

そんなところにも、中島さんの優しさや心遣いが現れていて、想像以上の情熱を受け取りました。

人それぞれの違い

このコンサートでは、演奏を聴いている間、隣の人と自由に話していいんです。

そこでどう感じたか、何が見えたかを夫と娘と話していました。

その中で、「ハクチョウとライオン」という曲がありました。

私は大きな音がするとライオン、小さな音だとハクチョウというように捉えており、それぞれ別の場面にいることを想像していました。

それに対し、夫は同じ場面にライオンとハクチョウがいて、ライオンがハクチョウを追いかけまわしており、ライオン目線、ハクチョウ目線で音の大きさが変わっている、との捉え方でした。

このように、同じ音でも、人によって描く描写が全然違うんですね。

ちなみに娘は、ライオン大好きなので、ライオンを感じると「がおー!」とライオンの真似をしていました。

でも違って当たり前なんです。

違っていいんです。

何でも一緒にする必要なんて、どこにもないんです。

違いを受け止める、そのことの大切さに、改めて気づかされました。

 

また、その描写は精神状態もよく表しているなぁとも感じました。

最後の音を聴いたときに描いた光景なのですが、

 夫「ハクチョウが食べられた」

 私「ハクチョウは飛び立った」

全然違いますよね。

これを聞いただけでも、夫にストレスが溜まっていることがわかります。

逆に、飛び立ったと感じた自分は、前の状態から一歩踏み出せたのかなと思いました。

音のちから

生演奏なので、より強く感じたのかもしれませんが、

音楽っていいな

としみじみ感じました。

テレビの音やJ-POPよりもずっと耳に心地いいな、と。

ガチャガチャしていなくて、すんなり自然に入ってくる感じに癒されました。

また、宇宙の話の中で、街の明かりを消したり、宇宙へ飛び出したりするのですが、その気持ちを表現するのに、音楽がよりそれをダイナミックにしてくれました。

感動がより大きなものになったんです。

音楽によって、より感情が引き出された感じがしました。

自分のこころ

星空のお話の中でいくつか私のこころに響いた言葉がありました。

あるものをみる

これは、最近いろいろなところで目にする機会が多い言葉です。

月や星座のお話だったのですが、ただそこにあるものをみる

ただそれだけなんです。

それだけなんですが、それが難しい。

人はないものに目が行きがちだからです。

あるものをみるだけ

みえていないだけで、そこにある

星も暗くてみえないだけ、地球の裏側の人もみえないだけ、人の気持ちもみえないだけ

全部、みえないだけで、そこにちゃんとありますよね。

言わないだけで、一人一人に気持ちがある。

それを意識するだけで変わるものもあります。

みんな地球で生きている

宇宙から見た地球って、線はないんですよね。

国境も線が引いてあるわけではなく、そこには海と陸があるだけ

ここにいるみんな、地球で生まれ、地球で笑って、泣いて、毎日を生きています。

みんな、そこは同じなんです。

年の数は地球が太陽をまわった数

地球って1年かけて1周しますよね。

なので、自分の年の数は地球が太陽をまわった数なんです。

地球ははるか昔から、太陽の周りをまわり続けています。

そう考えると、まだたった数十年しか回ってないじゃんって思ったんです。

だから、まだまだ未熟で当たり前なんだ、まだまだ成長していけると思えました。

地球は宇宙の中では小さい

唐突ですが、メン・イン・ブラックという映画をご存じですか?

この作品のエンディングが本当に衝撃的だったんです。

そして、この時の衝撃と同じものを久しぶりに味わいました。

映画では銀河系が宇宙人が遊ぶビー玉の一つでした。

つまり、地球も銀河系も、宇宙の中でみると、見えないくらい小さいんです。

今抱えている悩みが、すごくちっぽけなものに感じてしまいました。

大人も子どももみんな星の子

星は寿命を終えると爆発が起こるそうです。

そして爆発した星は、水素などを吹き飛ばすそうです。

この吹き飛ばされた水素などが、大人の体にも、子どもの体にもある

だから、みんな「星の子」なんだそうです。

星からみると、大人も子どもも、等しく子どもなんですね。

等しい、というのも大事なことです。

 

まとめ

本当に行ってよかったと心から思えるコンサートでした。

音楽や宇宙の話を楽しめるだけでなく、音楽と宇宙から自分のこころまでみていくことができました。

特に私が良かったと思う点を3つまとめると、

  • 音楽っていいなと再認識した
  • 企画から優しさ子どものことを本気で考えていることが伝わった
  • みえてないだけでそこにある、ということをわかりやすく、自然に学べた

このコンサートは、子育てに疲れている人にこそぜひオススメです!

次回もしまた開催されることがあれば、ぜひ行きたいです!

中島さんをはじめ、関係者の方々へ。

素敵なコンサートをありがとうございました。

本当にお疲れ様でした!

 

 

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

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